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  • 執筆者の写真史慎 小口

絵のテーマと画風

更新日:2021年4月2日

 人とコミニュケーションをとるには、なにかしらのルールが必要だと思います。

共通の言語や文字を使う事などがその代表例かとは思いますが、絵で他人とイメージを共有す場合でもルールは必要だと思っています。


 私はある時期からノスタルジーというテーマで作品制作を始めました。

制作全体の柱になるテーマを設けたのは初めての事でしたが、テーマを決めてからは「オリジナリティがある」「ノリゾーさんの絵だとすぐわかる」などの感想をいただくようになり、具体的なテーマを決める事の必要性を改めて実感しています。


そして同時に、絵のテーマを決めるという事は、見てくれる人とのコミニュケーションのルールが決まる事ではないかとも思っています。どの言語を使ってコミニュケーションをとるのかを決めるかのように。

 テーマを絞ってからは、実際の制作においてもアイデアに悩む事も少なくはなりました。テーマに沿って考えれば、使うモチーフも絞り込まれてきますし、絵の具の色使いやタッチの付け方など、一つ一つの事に必然性を見いだせる事も増えてきます。

人の真似でない自分の絵ってどうやったらいいのかと、ずぶん悩んだ時期もありましたがテーマを決めた事で、自分の作業に納得感も得られ大きな前進となりました。



#テーマ #画風 #ノスタルジー

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