額装には、古い民具や校舎に使われていた古い木材を使って作ってもらってます。
自然が作った劣化や剥落は、いろんな表情をみせてくれて、いつまでも見飽きません。
そして、額装をしてくださる作家の方から、使った古材にまつわるエピソードを伺うのも楽しみの一つです。
この絵のエピソードは、引取時に時間がなくて伺えませんでしたが・・・。
以前描いた牛の絵の額は、アメリカの牛小屋の木材で作ってもらったりしています。
時間の経過したものにしかない存在の深みというものに惹かれます。
この額の様な深みのある絵を描けるよう、まだまだ精進していきたいです。